結論から書きます。夏の間、私が守っているのは「起きる時間」だけです。
7月18日からの海の日3連休を皮切りに、子どもの夏休み、お盆の帰省、旅行、花火、飲み会。夏は生活リズムを揺さぶるイベントが、1.5ヶ月ほぼ切れ目なく続きます。
この長丁場を「全部いつも通りに保とう」とすると、私ならたぶん最初の1週間で息切れします。だから私は、夏の間に守るものを起床の1点に絞っています。今日はその設計の話です。
夏は生活リズムが崩れる要因が連発する1.5ヶ月
数日の連休なら、多少崩れても勢いで戻せます。でも夏は違います。3連休が終わったと思ったら子どもの夏休みが始まり、家の中の時間割ごと揺さぶられます。わが家も例外ではなく、子どもの夏休み中の自分時間は15分確保するのがやっと、というのが実態です。そこにお盆、帰省、夜のイベントが重なってきます。
ここで「早寝も食事も運動も、全部いつも通り守ろう」と構えると、どうなるか。最初の1個が崩れた時点で「もう今日はいいや」となり、全部がなし崩しになりがちです。守るものリストが長いほど、最初のつまずきが起きる場面も増えます。真面目な人ほど、この落とし穴にはまりやすい気がしています。
1.5ヶ月の長丁場には、気合いではなく設計が要ると私は考えています。そして設計といっても、やることは1つだけです。
私が守るのは起床時間だけ。5:30〜6:00は夏も休日も固定
私は起床時間を固定して3年になります。平日も休日も5:30〜6:00の間に起きて、休日の寝だめもしません。家族との時間を優先したいので、二度寝もなしです。
固定する前の私は、休日は8時や9時まで寝ていました。休んだはずなのに「休日が短かった」と感じる、あの感覚が嫌で起きる時間をそろえたのが始まりです。このあたりの経緯は寝だめをやめた話に詳しく書きました。
正直に言うと、去年の夏も多少はズレました。それでも崩れっぱなしにはなりませんでした。ズレても、起きる時間をいつもの位置に戻すだけで、生活リズムが元に戻ってくれたからです。毎回きれいに、ではありませんが、戻る場所が1つ決まっているのは思った以上に心強いものでした。
なぜ起床1点でいいのか——起床は他の習慣の「アンカー」だから
ここが今日の本題です。なぜ起床だけ守れば足りるのか。私の実感では、起床は他の習慣をつなぎとめる「アンカー(錨)」になっているからです。
5:30〜6:00に起きると、卵かけご飯と鶏ハムの朝食、水分ボトルの準備、涼しいうちの朝トレ、食事の記録。朝の定番が芋づる式に定位置へ収まっていきます。1つ1つを頑張って守っている感覚はありません。起きた時点で、あとは流れに乗るだけです。

もう少し具体的に書きます。起きたらまず朝食。わが家の朝食は卵かけご飯と鶏ハムで固定なので、迷う余地がありません。あわせて、水分の最低ライン2L前後を入れるボトルを目に見える場所に置きます。夏の朝トレは暑さを避けて涼しい時間帯に寄せてあるので、いつも通り起きられた日ほど動きやすくなります。食べたものの記録も3年続けていますが、これも朝の流れの中に組み込まれていて、特別に思い出す必要がありません。
逆もそうです。起床が遅れた日は、朝食も水分も朝トレも記録も、ドミノ式にずれていく実感があります。崩れるときは1個ずつではなく、まとめて崩れます。だからこそ、守るときも1点でいい、というのが私の結論です。
イメージとしては「10個の習慣を10個守る」のではなく、「10個がぶら下がっている1本の杭を守る」感じです。私の朝はほぼ全部を定番化してあるので、杭さえ動かなければ、ぶら下がっているものは勝手についてきてくれます。
夜は守らない。花火も飲み会も、先に「例外」にしておく
誤解のないように書いておくと、私は夜を守ろうとしていません。夏の夜は花火、飲み会、帰省先での団らんと、自分ではコントロールできない予定だらけです。夜は変数、朝は定数。そう割り切って、崩れそうな夜は先に「例外」と決めてしまいます。
帰省や旅行にいたっては、丸ごと例外ブロックです。正直に言うと、帰省中は起きる時間も自由にしています。守れていないのではなく、守らないと決めている期間です。そして戻った翌朝から、起床だけでいつもの生活に復帰します。
ただし、夜更かしを勧めたいわけではありません。眠ければ夜を早めて寝る。これが大前提です。「崩れる夜があってもいい。翌朝で立て直せばいい」という順番の話だと受け取ってもらえたらうれしいです。
夏を乗り切る起床アンカーの運用3つ
私の運用はこの3つだけです。
- 休日・連休も同じ時間に起きる。寝だめで取り返さない(眠ければ夜を早める)
- 帰省・旅行は丸ごと例外ブロックにする。戻った翌朝から起床だけで復帰する
- 崩れた翌日は、基本いつも通り起きて、その日の夜を早める

1つ目の補足です。眠さは寝だめではなく、「その日の夜を早める」ほうで返します。これは朝の位置を動かさないためであって、睡眠時間を削るためではありません。眠いのを我慢し続ける夏にしたいわけではないので、そこは間違えないようにしています。
3つ目について正直に書いておくと、日によっては起きる時間を遅らせることもあります。完璧にはやっていません。それでも「基本の型はいつも通り起きること」と決めてあるだけで、崩れが長引きにくくなりました。
起床以外——食事・トレーニング・記録は、週単位でざっくり帳尻を合わせます。外食や飲み会はざっくり概算でカウントして、週のトータルで整えばOKとします。夏だからと特別なことは増やさず、変えるのは水分と冷却の2つだけにしています。
とはいえ、これが正解とは限らない
ここまで書いておいてなんですが、半信半疑で読んでもらって大丈夫です。まず、私自身が帰省中は守れていません(守らないと決めている、が正確ですが)。それでも成り立っているのが、この方法の実態です。
それから、アンカーになる習慣が起床だとは限りません。人によっては朝食かもしれませんし、運動かもしれません。私の場合はたまたま起床が杭になっていた、というだけの話です。
夜勤や交代勤務、夜間の育児、体質などで、朝の時間を動かせない方もいると思います。その場合に無理して合わせる必要はまったくありません。合う・合わないには個人差があります。これはあくまで体験談として、私のやり方を共有しているだけです。
まとめ|夏の生活リズムは、守るものリスト1個でいい
夏の生活リズムの整え方として、私の答えは「起床だけ守る」です。起床さえ杭として残っていれば、崩れた夜があっても、翌朝には定番がまた連なって戻ってくる——少なくとも私の3年間は、そうでした。全部守ろうとして全部手放すより、1個だけ握って残りは緩めるほうが、結果として多くが残る気がしています。
今日やることは1つだけ。「夏の間の起床時刻」を1つ決めてみてください。私は5:30〜6:00です。あなたの1本の杭が決まれば、夏の設計は半分終わったようなものだと、私は思っています。
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