自宅ジムの費用はいくら?ダンベルとベンチで3年、元が取れた本音

「自宅ジム、結局いくらかかるの?」「器具を買っても、使わなくなったらお金の無駄になりそう」——そんな不安はありませんか。私は自宅でのダンベル筋トレを 3年 続けてきました。この記事では、私の自宅ジムの全装備と費用、そして「元が取れたのか」の本音を書きます。

※この記事はあくまで体験談として書いています。個人差があります。金額については、購入当時の実額をはっきり覚えていないため、「いま買う場合の一般的な相場感」での概算 です。そこは先に正直にお伝えしておきます。また、持病や関節の痛みなど体に不安がある方は、自己判断でトレーニングを始めず医師や専門家にご相談ください。

先に3年の結論を書きます。装備は 可変式ダンベル・ベンチ・マット・アブローラーの4つだけ。総額の目安は 6〜9万円 です。そして、続ければ続けるほど元が取れていく計算です。私の計算では、装備代だけならジム会費1年分より安く、光熱費まで入れても2年あたりで追い抜いた感覚です。

目次

自宅ジム(ホームジム)の全装備と初期費用|たった4つで3年回っている

私の部屋にあるトレーニング器具は、3年経った今もこの4つだけです。ホームジムの初期費用として何にいくらかかるのか、1つずつ役割と相場の目安を書きます。

① 可変式ダンベル|2個で4〜7万円くらい

主役です。1台で重量を何段階にも切り替えられるタイプで、私は両手用に2個使っています。相場には幅がありますが、2個で4〜7万円くらい が目安だと思います。装備の中ではいちばん高い買い物でした。

② フラットベンチ|1〜2万円くらい

ダンベルの相棒です。ベンチがあると、フライやプレスなど 寝て行う種目が一気に増えます。相場は 1〜2万円くらい。私の筋トレは、実質「ダンベルとベンチ」の2つで回っています。

③ マット|数千円

床の保護と防音のためのものです。数千円 で買えます。ダンベルを置く場所に敷いておくと、床の傷と音の不安が減ります。

④ アブローラー|1〜2千円

腹筋用のローラーです。1〜2千円 と、装備の中では圧倒的に安い買い物でした。

合計すると、総額の目安は6〜9万円。「自宅ジム」と聞いてイメージするより、ずっと小さい規模かもしれません。

自宅ジムの全装備4つと相場概算

ジム会費と比べてみた|「元が取れた」の私の計算

月会費7,000〜10,000円なら、年間8.4万〜12万円

一般的なジムの月会費を、仮に 7,000〜10,000円 とします。12ヶ月続けると 8万4,000円〜12万円。まずはこれを比較の物差しにします。

装備代だけなら、1年かからない計算

装備の総額目安は6〜9万円でした。つまり ジム会費1年分より安い ことになります。単純な割り算ですが、装備代だけで見れば、1年経たずに元が取れる計算です。

光熱費を入れても、2年あたりが私の体感

ただし自宅ジムには、空調や除湿の光熱費 がかかります。私は「快適に動ける環境」を何より優先していて、除湿機を24時間回している時期もあるくらいです。それでも、光熱費まで含めて2年あたりで元が取れた、というのが私の感覚です。3年目以降は、続けるほど差が開いていく。もちろんこれは「続けば」の話です。続けるための仕組みは自宅で筋トレを続けるコツ|モチベを保つ7つの習慣に書いています。

ジム会費との比較計算

買ってよかった第1位は、可変式ダンベル

4つの中で1位を選ぶなら、迷わず可変式ダンベルです。3年使った今でも「素晴らしい買い物だった」と思っています

重量変更が一瞬で終わる

固定式やプレート付け替え式だと、重量を変えるたびに手が止まります。可変式なら一瞬。重さを変えながら進めるトレーニングでは、「付け替えがめんどくさい」が挟まらない ことが、続けるうえで大きいはずです。

ダンベル2個分のスペースに、全部の重量が収まる

重量違いのダンベルを並べる必要がないので、置き場所はダンベル2個分だけ。専用の部屋に置いていますが、このスペースで全部の重量がまかなえるのは大きな利点です。

選び方は別記事にまとめています

何kgまで対応のものを選ぶか、どのタイプにするかは、ダンベル初心者が最初に買うべき重さと選び方に詳しく書きました。これから買う方はそちらを見てみてください。

「使わなくなった物」がゼロだった理由

自宅トレ器具の話でよく聞くのが「買ったけど部屋の置物になった」という失敗談です。私の場合、3年で使わなくなった物はゼロ でした。振り返ると、理由はシンプルだと思います。

「必要な物」しか買っていなかった

振り返ればの話ですが、トレーニングに必要な物しか買っていませんでした。あれば便利そうな物、気分が上がりそうな物には手を出さず、種目をこなすのに要る物だけ。だから全部が現役です。

「欲しい物」より「続く動線に要る物」

基準を言葉にするなら、「欲しいか」ではなく 「毎日の動線に要るか」 です。ダンベルとベンチは種目の土台、マットは床と音の不安を消す物、アブローラーは腹筋の担当。それぞれに役割があって、置物になる余地がありませんでした。

「動ける部屋」の思想と同じだった

これは、『動ける部屋』の作り方で書いた考え方と同じです。物を増やして環境を豪華にするのではなく、動くのに必要な物だけを、動きやすい形で置く。部屋づくりも買い物も、結局同じ思想で回っていました。

正直コラム|「お金をかけたからもったいない」は続ける力になる

正直な話をします。6〜9万円という初期費用は、私にとって 「サボれない理由」としても働きました

やる気が出ない日でも、「お金をかけたんだからもったいない」という気持ちが背中を押してくれる——この 「お金をかけたからもったいない」ブースト は、3年の中で何度も働いてくれました。

払ったお金を惜しむ気持ちは判断を曇らせがち、とよく聞きます。でも習慣づくりに限っては、私には追い風でした。とはいえ、「だから思い切って高い物を買いましょう」と言うつもりはありません。金額のプレッシャーが逆にしんどくなる人もいる と思うからです。合わない人は、無理にこの心理を使わなくて大丈夫ですし、しんどくなったら自重トレーニングに切り替える道もあります。あくまで、私の場合はこう働いた、という話です。

半信半疑コラム|自宅ジムが向かない人もいる

最後に、3年やっていても半信半疑な部分を正直に書きます。自宅ジムが誰にとっても正解だとは思っていません

まず、ジム通いを否定する気はまったくありません。マシンの種類、高重量のバーベル、トレーナーの存在、「家を出ることでスイッチが入る」感覚。ジムにしかない価値はたくさんあります。BIG3を高重量で伸ばしたい、マシンで細かく部位を追い込みたい、という目標なら、ダンベルとベンチだけの自宅ジムでは限界があると思います。

もう1つ。「続くかわからないまま6〜9万円を払うのが怖い」という感覚は、まっとうだと思います。元が取れるかどうかは「続くかどうか」次第で、それは始める前には誰にもわかりません。その場合は、お金のかからない自重トレーニングから始めるのも手だと思います。自重とダンベルの比較は自重 vs ダンベル|初心者に最適な筋トレはどっち?に書いています。自重で「続く自分」を確かめてから器具に進む順番でも、まったく遅くないと思います。

そしてもう1つ、正直に言うと——「2年あたりで元が取れた」という計算自体、胸を張れるものではありません。装備代は購入当時の実額ではなく、いまの相場からの概算ですし、光熱費も実測ではなく体感です。実額で計算し直したら、損益分岐はもっと後ろにずれるかもしれません。それでも「装備4つで小さく始めれば、続いた分だけ差が縮まっていく」という方向性は、3年やってきた実感として書きました。

まとめ|「元が取れるか」は金額より「続くか」で決まる

3つだけ、覚えておいてほしいポイントです。

  • 装備は4つ・総額目安6〜9万円。可変式ダンベル・ベンチ・マット・アブローラーだけで3年回っている
  • 装備代だけならジム1年分より安い計算。光熱費を入れても、私の体感では2年あたりで元が取れた
  • 「使わなくなった物ゼロ」の秘訣は買い方。欲しい物ではなく「続く動線に要る物」だけを買う

今日できる最小の一歩は、何かを買うことではありません。「月会費×12ヶ月」を一度計算してみる こと。通っている(または検討している)ジムの会費でもいいし、仮に8,000円で計算してもいい。出てきた数字が、自宅ジムを考えるときのあなた自身の物差しになります。

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