はじめに|なぜ、あなたは続けたいのに続かないのか?
気合はある。やる気もある。
なのに、月曜日だけやって火曜日で止まる。1日休んだだけで、なぜか再開できない。
それ、意志が弱いからではありません。
実は「完璧にやろうとすること」こそが、習慣を壊す一番の原因なんです。完璧主義は「1日抜けた=もう終わり」という心理的トラップを作り、行動を止めてしまいます。
この記事では、完璧主義を手放し、ゆるくても続けられる自分になる方法を、心理学と行動科学の視点からわかりやすく解説します。
結論|習慣を続ける秘訣は「100点を目指すこと」ではない
“戻れる自分でいること”です。
完璧にやる人より、「やめても戻れる人」の方が、長期的には必ず強い。
この記事を読み終える頃には、“続かない自分”ではなく”戻れる自分”になれるはずです。
完璧主義が習慣を壊す3つの理由

完璧主義は一見、ストイックで良いものに見えます。しかし習慣化においては、次の3つの理由で逆効果になります。
① 失敗を「終わり」と捉えてしまう
心理学でいう「全か無か思考(白黒思考)」。1日できなかった、予定通りに進まなかった。その瞬間、「もうダメだ」と感じてしまう。
本来、習慣は”失敗込み”で設計するものなのに、完璧主義だと「少しの乱れ=習慣の崩壊」になってしまいます。
② 理想が高すぎて、手が止まる
完璧主義は「評価>行動量」になる状態。「もっと効率よくやらなきゃ」「もっと質を上げなきゃ」と考えるほど、着手する心理コストが跳ね上がります。
結果、理想の高さが行動のブレーキになってしまう。
③ 進んだ部分より、できなかった部分に意識が向く
人間にはネガティビティバイアス(悪い部分に注意が向く脳の傾向)があります。
完璧主義者はこれが強く働きやすく、続いた日数や前よりできるようになった部分ではなく、「まだ完璧じゃない」を見つけて落ち込む。これでは続けたくても、心が先に折れてしまいます。
完璧主義を手放す5つのステップ

ここからは、今日からできる実践的な方法です。どれも「ゆるくても続く仕組み」を作るものばかり。
① 「70点でOK」を合言葉にする
完璧より継続。まずは”やった事実”を評価する癖をつけます。
今日からできること:
今日の行動を”3秒でできる最小単位”にしてみる(筋トレ=1回、日記=1行など)
② 失敗を「データ」として扱う
感情ではなく、観察と分析。「なぜできなかったのか?」「何がボトルネックだったのか?」
今日からできること:
ノートやアプリに”できなかった理由”を1行メモするだけでOK。失敗は終わりではなく、改善の材料になります。
③ 行動を小さく分ける(ハードルを1/10に)
習慣の敵は「心理的負荷」です。日記→1行、読書→1ページ、筋トレ→1回。
ハードルを下げるほど、「続けられる自分」に変わります。

④ “サボる日”を意図的に作る
人は毎日24時間、常に走れません。
あらかじめ「休む日」をスケジュールに入れておくことで、罪悪感ではなく”回復”としての休みに変わります。
今日からできること:
カレンダーに「OFF」と書くだけでOK。
⑤ 完璧主義を「否定」ではなく「肯定」する
完璧主義は、真面目で、努力家で、向上心がある証拠です。無理に捨てる必要はありません。
「今まではよく頑張ってきた」と認めてあげる。過度な理想が自然に緩みます。
習慣を続けるためのマインドセット

ここからは、習慣化の”根本”の考え方です。
「続ける=勝ち」ではなく、「戻れる=強さ」
続けることより、やめても戻れる人が最終的に勝ちます。

“0か100か”ではなく、“ゆるく長く”
習慣化とは、「頻度」ではなく「再開力」で決まります。どんなに優秀でも、“100か0か”思考の人は長続きしません。
体験談:完璧をやめたら、習慣が続き始めた話
僕自身、筋トレ・日記・PFC管理・朝活…どれも「完璧にやろう」としていた頃は続きませんでした。
でも、完璧じゃなくていい、少しでも前に進めたらOK、やめてもまた戻ればいいと気楽に構えた瞬間、急に全部が続くようになりました。
続かない人ほど、「失敗の許可」を自分に出すだけで変わります。
まとめ:完璧を手放せば、習慣はあなたの味方になる
完璧主義は悪ではありません。むしろ、努力家の証拠です。
ただし習慣化においては、完璧を目指すほど続かなくなる。70点で続けるほど人生が変わる。
今日からできるのは、この一つだけでOKです。
“100点”ではなく、“戻れる自分”を目指すこと。
習慣は、あなたを縛るものではなく、あなたを味方してくれる力になります。



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